★当会、関東支部が手続きをしました一人親方災害事例をご紹介します★
【建設業の一人親方労災災害事例(解体工事)】
1.給付された保険給付の種類
・療養補償給付
・休業補償給付
・特別支給金
2.給付された労災保険給付の額
・療養補償給付 治療費、手術費、入院費等の実費分(本人負担なし)
・休業補償給付 ケガをした日の4日目~39日間休業(実質35日) 73,500円
・特別支給金 ケガをした日の4日目~39日間休業(実質35日) 24,500円
※休業補償給 当会確認分のみ
3.給付基礎日額
・3,500円
4.負傷部位
・左足関節外果骨折・左足内側則靭帯損傷・左前脛腓靭帯損傷
5.労災発生地域
・東京都港区
6.労災発生状況
令和2年11月27日 午後3時30分頃、ビルの解体現場において建物の3階のスラブで作業を
行なっていた。水撒きが必要となり足場をつたって1階へ水汲みに行こうとし、2階へ降りたときに
足場と建物の間が狭く、他の作業員とぶつかりそうになったので建物を背にして後ずさりしたら、
背部に足場が無くそのままガラ山の中に転落し、左足を損傷する。
現場内では想定できない事態が発生することも多々あります。
基本に戻って、安全確認の上、行動するようにご注意願います。