労災担当のRGです。
朝晩はいくらか涼しくなってきましたが
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
労災案件、相変わらず、現場や通勤途中でお怪我される方が多いです。
熱中症は前年より減った感じですが、いずれにしろ 日中の気温が35℃を越える日も
ありますので、引き続きご注意下さい。
最近、通勤災害の手続きを行う中で、お客様よりお聞きするのが、相手側の(車の)保険会社に休業補償請求しようとしたら、
確定申告控えの提出を求めらた。
自分は確定申告しておらず、休業補償請求を諦めたという声をよく聞きます。
これは、所得から1日当たりの平均日当を正確に算出するために、前年の確定申告の控えが必要だからです。
会社員の場合だと、月給制の方の場合3ヶ月の給与から平均の日額を算出することは簡単に可能です。
一人親方やフリーランスの方の場合は、平均日当算出は非常に難しいと思われます。
難しいゆえに、前年の所得から日当に相当する金額を算出する必要があるようです。
確定申告する時間が無いとか、税金を支払いたくないとかいろいろな考え方をお持ちだと思いますが、
業務の必要経費を認めてもらえる等のメリットもあります。
建設業にかかわらず、社会全体が厳しくなってきており、従来の考え方だけでは、今後の対応は難しくなってきている
と感じます。
インボイス制度も一転して、10月からスタートできるのか?も見えない状況ですが、
次年は(1月から3月まで税務署で受付してくれる)確定申告だけは行うようにしてみてはいかがでしょうか?