★当会、近畿支部が手続きをしました一人親方労災事故事例をご紹介します★
【建設業の一人親方労災事故事例(解体工事業)】
1.給付された保険給付の種類
・療養補償給付
・休業補償給付
・特別支給金
2.給付された労災保険給付の額
・療養補償給付 治療費、手術費、入院費等の実費分(本人負担なし)
・休業補償給付 ケガをした日の4日目~246日間休業(実質242日) 508,200円
・特別支給金 ケガをした日の4日目~246日間休業(実質242日) 169,400円
(当会で確認できた請求期間に基づき算出してます。)
3.給付基礎日額
・3,500円
4.負傷部位
・脳挫傷・頭蓋骨骨折
5.労災発生地域
・大阪府大阪市
6.労災発生状況
令和1年8月9日 午後1時頃 ビル解体工事現場内においてピットの上に立って
ガラを捨てるために、土嚢袋に入れたガラを手渡しで上の作業員に渡していたところ
バランスを崩して、ピットより落ち、下にあったアンカーで頭をぶつけ大ケガをする。
現在も治療、リハビリ中
頭部のケガは治療に時間を要します。作業中はヘルメットを被っていても打ちどころが悪いと
後遺障害につながる危険もあります。作業中はくれぐれも安全帯等で万が一の状況に対応できるよう
ご自身の身を守る準備だけは怠らないようご注意願います。