★当会、東北第一支部が労災申請をおこなった一人親方災害事例をご紹介します★
【建設業の一人親方労働災害事例(大工工事)】
1.労災申請した保険給付の種類
・療養補償給付
・休業補償給付
・特別支給金
2.給付基礎日額
・3,500円
3.負傷部位
・左手皮膚欠損創
4.労災発生地域
・千葉県市川市
5.労災発生状況
令和5年2月15日 午前9時30分頃、戸建て新築工事現場において、丸ノコを使用して、木材加工していた際に、
誤って左手人差し指を丸ノコで切断する。
救急搬送され、接合手術を行うが、すでに皮膚が壊死しており、接合できず。
出張先での事故であったため、帰郷され病院を転院し、形成外科において指先の形成手術を行う。
医師の症状固定判断にて、障害が残ることで、現在、後遺障害請求中。
丸ノコを使用した事故が多発しております。
大工工事では必要な工具ですが、ケガをすると切傷どころでは済まない大ケガとなります。
丸ノコを使用するときは,袖口がゴム編みになっている作業服を着用し、巻き込み防止の為に手袋は着用せず、十分に注意して
作業に集中されるようご注意下さい。